オムロンCタイプPLC C28Pのリプレース(置き換え)

埼玉県内の食品工場で使用している設備のPLCリプレース事例です。オムロンのCタイプPLC C28PをCPシリーズPLC CP1Eにリプレースしました。

リプレース前のC28Pのラダーを紙ベースで入手

リプレース前のOMRON C28P PLCはラダー抜き出し用のケーブルが準備できなかったため、当時設備を導入した時の完成図書に同梱されていた紙ベースのラダー図を準備してもらいました。導入からこれまでプログラムの変更などはしていないとのことです。

リプレース後のCP1Eのプログラムを手入力する

リプレース前の28P PLCはラダーデータを準備することができなかったため、リプレース後のCP1Eのプログラムは手入力で行う必要がありました。新機種では対応していない命令もあるのでプログラム作成時は注意が必要です。

リプレース前のOMRON PLC C28P

写真はリプレース前のOMRON PLC C28Pです。PLCの上部が出力端子、下部が入力端子となっています。

リプレース後のOMRON PLC CP1E

写真はリプレース後のOMRON PLC CP1Eです。

リプレース前のC28Pと異なり、PLCの上部が入力端子、下部が出力端子となっています。リプレース前の入出力と配置が逆になるため、既存の電線をそのまま接続しようとすると長さが足りなくなってしまいます。電線を延長したり、引き直したりするのは工数がかかるので、リプレース後のPLCの横に端子台を配置し、既存の電線をそのまま端子台に接続することで、PLCに接続ができます。もちろん端子台からPLCへの接続は事前に準備しておくことで現地工事の工数を削減できます。